爪がすぐに割れる…
こんなときはどんな処置をしたらいいのでしょうか?
なぜすぐに爪が割れるのか、原因は?病気でしょうか?
皮膚科の先生の話をまとめました。
爪がすぐに割れる原因は病気はかぎらないけどいろいろある
爪がすぐに割れる原因は、病気ではなくてもふだんの生活の仕方で爪が割れやすくなります。
爪がすぐに割れる原因によって、処置の仕方も変わってきますので、
あなたの爪がすぐに割れる原因がどれにあてはまるかチェックしてみましょう。
食器を洗う洗剤で爪が割れるようになりやすい
あなたは素手で食器を洗っていますか?
毎日、素手で食器を洗っている場合、洗剤の刺激で、爪の表面に細かな割れができてしまうことがあります。
この細かな割れが悪化してしまうと、爪が割れてしまいやすいです。
爪を短く切りすぎている深爪で爪が割れることもある
あなたは爪を指先が見えるくらい短く切っていますか?
爪を切るときに、指先が見えてしまうほど短く切る深爪になっていると、
爪が乾燥しやすくなりすぐに割れるようになりやすいです。
ネイルをするときのマニキュアの除光液で爪が割れやるくなる
あなたはネイルをしていますか?
あなたがネイルをしているのなら、除光液が爪を割れやすくしていることもあります。
除光液は、爪の表面の水分をうばって乾燥しやすくなるので割れやすくなってしまうのです。
足の爪がすぐ割れるのはきつい靴のせいかも
あなたはきつい靴やつま先が細い靴をはいていますか?
足の爪がすぐ割れる場合は、きつい靴などを履いていると、指が圧迫されて爪が皮膚にくい込んだり変形しやすいですです。
さらに、爪がくい込まないように爪を短く切る深爪になっていると、爪が乾燥して割れやすくなるためかえって悪化します。
ですから、きつい靴や深爪は、爪の変形を引き起し、さらには爪が割れやすくなってしまうのです。
いわゆる水虫(爪白癬)で爪がすぐ割れるようになっていることも
あなたの足の爪は表面が白くなって濁ったり、黄色っぽくなっていますか?
爪の水虫(爪白癬)は、爪と皮膚の間に白癬菌という菌が増えて住みついた状態です。
爪水虫にかかると、爪の表面が白くなって濁ったり、黄色っぽくなり、爪の質がもろくなって爪がボロボロ崩れたり割れやすくなります。
あなたの爪が、表面が白くなって濁ったり、黄色っぽくなっているようなら皮膚科で水虫専用のお薬をもらわないと治らないですから皮膚科に行きましょう。
食事が偏ったものになっていると栄養不足で爪が割れる
ダイエットでタンパク質を抜いていたり、インスタント食品ばかり、コンビニ食やお惣菜ばかり、パン食ばかりといったビタミンがとりにくい偏った食生活になっているのも、栄養不足で爪が割れやすくなります。
偏った食生活爪が割れる原因のひとつです。
爪は、皮膚と同じタンパク質でつくられているので、材料となるタンパク質を十分に食べていないと、爪そのものが弱ってしまいます。
爪を健康に保つためには、ビタミンAが大事な栄養素で、ビタミンAが不足すると、乾燥により爪が割れやすくなります。
爪を新しく生まれ変わらせてくれる栄養素はビタミンB2です。
ビタミンB2も不足すると、爪からツヤが失われ、爪の成長できず割れやすくなります。
爪甲縦裂症(そうこうじゅうれつしょう)で爪が割れやすくなっている
爪が割れる病気として「爪甲縦裂症」というのがあります。
爪の根元に腫瘍など何かしらの病気があり、表面が薄くはがれてしまったり、縦に割れてしまうものです。
加齢や湿疹、甲状腺機能障害、マニキュア、凍瘡などの影響がありますので、心配な場合は一度皮膚科に行ってみましょう。
爪に黒い線が入っているときは、メラノーマというがんのこともあるので、気になるときは皮膚科に行ってみてください。
爪に黒い線が入っているときのメラノーマかどうかのポイントは
爪に黒い線や点、茶色い線が出て消えないのは病気?専門医はどこ?の記事を読んでください。
あなたの爪がすぐ割れるのに思い当る原因はありましたか?
爪がすぐに割れるのはふだんの生活の仕方も影響しています。
とくに、爪が乾燥しやすい生活になっているとすぐ割れるので処置の仕方や予防法を知っておきましょう。
爪がすぐに割れるときの処置の仕方や予防法は?
爪と爪周りが乾燥しないように保湿クリームを使う
爪が乾燥すると、爪は割れやすくなります。
爪と爪まわりの皮膚の保湿をして、乾燥を防ぐ処置をしましょう。
保湿クリームを手に塗り、爪と爪のまわりもにもしっかり塗ってください。
とくに、ネイルを除光液で落としたあとは爪が乾燥しているので、保湿クリームで保湿するだけでなく、
たまにはネイルをしないで爪を休ませてうるおいを取り戻すようにしてあげましょう。
爪のケアに詳しい専門家がおすすめの保湿クリームは自然な香りのあるクリームだとリラックス効果もあると話しています。
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爪を切るときは深爪にしない
爪を短く切る深爪にすると、爪が乾燥しやすくなりますので、
指先が見えてしまうほど深く爪を切らないようにしましょう。
爪を切るときは、とくに爪の両端を深く切りすぎないよう、指のカーブに沿ってなめらかに、指先が隠れるくらいの少し長めに切りましょう。
食器を洗うときはゴム手袋を使うか洗ったあとに爪の保湿をする
食器を洗うときは、ゴムのアレルギーがなければ、ゴム手袋を使って洗うようにすると、洗剤が直接、爪を刺激しないで割れやすくなるのを予防できます。
ゴムのアレルギーがあってゴム手袋が使えないときは…・
- 手に刺激が少ない重曹や重曹水を使って食器を洗う
- 食器を素手で洗ったあとは保湿クリームを爪に塗る
といった工夫をしてみましょう。
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きつい靴ではなく足のサイズに合った靴を履く
せまくてきつい靴のほかに、女性ではつま先が細いパンプス、かかとが高い靴やゆるい靴も、体重がつま先にかかり、つま先が圧迫されて爪が変形し割れやすくなります。
なるべく靴をはいてみたときに、指が圧迫されないか確認し、足のサイズに合う靴を選ぶようにしましょう。
シューフィッターがいるお店で選んでもらうと、足が楽になる失敗しない靴を選んでもらえますよ。
爪がすぐ割れるときの栄養のとり方は?
栄養がかたよらないバランスのよい食事をとるのも爪がすぐ割れるのを予防するのに役立ちます。
割れにくきれいな爪になるためには、爪の主成分であるタンパク質や、爪の乾燥を防ぐ、ビタミンA、爪の成長を促すビタミンB2をしっかりとる必要があります。
インスタント食品やコンビニ食、お惣菜ばかり、パンばかりだと良質なタンパク質やビタミンが不足してしまいます。
1日1回は栄養バランスがいい、ごはん、お味噌汁、魚やお肉、お野菜の和のおかずの和食をとるようにしましょう。
みかんやりんごなど、国産が多い果物を1つとるのもビタミンがとりやすいです。
これらの処置や予防法をやってみても、なかなか爪が割れるのがよくならないときは、
病気になっていることもありますから、早めに皮膚科に行って診察を受けてください。
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