母子手帳や赤ちゃんが病院にかかるときに必要な保険証、病院にかかったときの医療費の補助が出る乳児医療の手続きは、
早めにしておかないと、いざ赤ちゃんが病院にかかろうとしたときに補助が受けられなかったりして大変です。
引っ越しが決まったら、母子手帳や保険証、乳児医療の手続きをするのに
事前に、引越し先の市役所などに電話で必要なものを確認しておくといいので、どんな手続きになるのか、
元市役所職員がポイントをお伝えします。
引っ越しの手続きで母子手帳の手続きは必要?健診の補助券は?
母子手帳は、妊娠中であっても生まれてくる赤ちゃんの大事な記録になりますので、
基本的には赤ちゃん1人に対して1冊を使い続けてちゃんと記録が残るようにすることになっています。
ですから、引越しつをしても、母子手帳を変えることはしなくてよいのですが、
住所が変わったことは、引越し先の市役所などにある保健センターに届け出をして、
保健センターから妊娠中の健康診断の補助券や、
赤ちゃんが生まれてからの健康診断の補助券、
赤ちゃんの予防接種を受けるための補助券などをもらうための手続きをしておいたほうがいいです。
引っ越しで手続きをするときに必ず必要なものは、
- 母子手帳
- 印鑑(簡単なハンコで大丈夫です)
となっています。
だいたいこの2つがあれば手続きはできますが、
念のため、手続きをしに行く前に、保健センターに手続きに必要なものがなにか確認をしたほうが二度手間になりません。
妊娠中や赤ちゃんの健康診断の補助券があれば、無料で健康診断が受けられますから、
早めに引越しの手続きをしたほうがいいですが、
引っ越し先によって、手続きをしに行く場所が市役所だったり、保健センターだったりと違うことがありますので、
引越す前に電話で確認しておくと、
あとから違う場所にわざわざ手続きをしに行くムダな手間あかからなくていいです。
母子手帳や妊娠中の健康診断、赤ちゃんの健康診断や予防接種の補助券の発行については、
基本的には保健センターが管理をしていますので、
引っ越し先の市役所などに電話をして、
「母子手帳や健康診断の補助券のことで保健センターの連絡先を知りたい」
と、聞いてみてください。
保健センターの連絡先を教えてもらったら、
保健センターに電話してみて、
「今度、そちらに引っ越すのですが、
母子手帳を持っていて妊娠中や赤ちゃんの健康診断の補助券などの手続きはどうしたらいいですか?
手続きに必要なものはなんですか?」
と聞いてみると、手続きについて詳しく教えてくれます。
では、赤ちゃんが病院にかかるときに必要な保険証や
病院代である医療費の補助がでる乳児医療の手続きはどうしたらいいのでしょうか?
引っ越しの手続きで赤ちゃんの保険証の手続きはどうするの?
引っ越しをしたら保険証の住所変更の手続きが必要になりますので、大人の分だけでなく赤ちゃんの保険証の手続きも必ずやりましょう。
たとえ、同じ市内での引越しでも、住所は正確な住所の届け出が必要ですから、保険証の手続きは必要です。
とくに、会社勤めをしている親の会社から発行されている保険証ではない場合、
つまり、国民健康保険の保険証のときは、引っ越し後に早めに手続きをしないと保険証を使うのにトラブルが起きやすいので注意が必要です。
保険証の引っ越し後の手続きをする場所は、赤ちゃんの保険証の種類によって変わります。
赤ちゃんの保険証が親の勤めている会社から発行されているとき
両親どちらかが会社勤めをしているときは、赤ちゃんの保険証は会社から発行されていますので、
引越しで住所が変わったときには、会社の総務をしている部署か保険証の変更手続きをしている部署に連絡しましょう。
住所の変更だけなら、会社に引越しの連絡をすれば保険証の変更手続きは会社側がしてくれることが多いですが、
必要な書類があれば会社から渡されますので、書類を書いて提出すれば保険証の住所の変更手続きができます。
手続きが終了すれば会社から連絡があります。
親が会社勤めではなく自営業などで赤ちゃんの保険証が国民健康保険の場合
引っ越し先の市役所などにある国民健康保険の担当課がありますので、引越したら早めにそちらに変更手続きをしに行きましょう。
変更手続きに必要なものは、以前の保険証と印鑑などになるかと思いますが、
保険料を免除してもらっていた場合、所得の証明が必要な書類ももっていくことになりますので、
引っ越し後に手続きをしに行く前に、市役所の国民健康保険の担当課に電話して、
「今度、そちらに引っ越すのですが、
国民健康保険の手続きはどうしたらいいですか?
手続きに必要なものはなんですか?」
と、聞いて確認をしてから手続きをしに行ったほうがすぐに引っ越しの手続きができて二度手間になりません。
では、赤ちゃんが病院にかかるときの病院代である医療費の補助を受けられる乳児医療の手続きはどうしたらいいのでしょうか?
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引っ越しの手続きで乳児医療の手続きはどうしたらいいの?
乳児医療の補助制度は、全国一律に統一されていないため、
引越しをすると、引越し前と引越し後とでは受けられる補助が変わることがよくあります。
たとえば、引越し前では乳児医療は全額無料だったのが、
引っ越し先では全額無料ではなく1割負担になったり、
小学生まで医療費が無料のところもあれば、そうでないところもあるのです。
また、両親の収入の額によっては乳児医療の補助を受けるのに制限があることもあります。
そのため、引越し先での手続きをするときも、引越し前の市役所などでの手続きの仕方が違うことがあります。
乳児医療の手続きをするのは市役所の乳児医療の担当課になりますので、
電話で担当課にまわしてもらって事前に手続きの仕方を教えてもらいましょう。
乳児医療のサービスを受けるときには、両親の収入がわかる所得証明になるものも手続きに必要になり、
所得証明が必要な場合は、引越し前の市役所などで発行してもらう必要もあるため、
乳児医療の引っ越し手続きをするときには、必ず引っ越しをする前に電話で、
「今度、そちらに引っ越すのですが、
乳児医療の手続きに必要なものはなんですか?」
と、確認してください。
近場で引越すなら前の住所の市役所などで書類を発行してもらうのも簡単ですが、
遠い場所から引っ越すとなると、前の住所の市役所で発行してもらうのも大変になります。
ですから、
乳児医療の引っ越しの手続きについては、
必ず引っ越し前に引っ越し先の市役所などに電話して乳児医療の担当課に手続きについて確認してください。
事前に確認しておけば、必要な書類を持って、母子手帳の手続きなどと一緒にまとめて手続きをしやすいので楽になります。
引っ越しでの赤ちゃんの予防接種の手続きについては、
引越しを赤ちゃん連れでするなら病院や予防接種、健診の手続きは?
の記事を読んでみてください。
まとめ
引っ越しとなるといろんな手続きがありますが、
母子手帳や健康診断、保険証や乳児医療の手続きは、お金に関係することなので、
引越したらすぐに手続きできるようにしておいたほうが手続きも楽だし無料のサービスをすぐに受けることができます。
事前に引っ越し先の市役所などに電話して確認することがスムーズな手続きをするポイントです。
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