でも、生理後のおかしな出血のように思えても病気ではなく心配がいらない出血もあるのを知っていますか?
生理後に出血があって茶色いのが続くとき、赤い鮮血があるとき、腹痛があるときは、病院に行ったほうがいいのでしょうか?
生理後に出血が続いているけど病気?
生理が終わったはずなのに、生理後に出血があると病気かもとしれないと心配になりますが、
病気じゃない「排卵期の出血」というのがあります。
妊娠しているときも少量の出血をすることがありますが、生理がおわったあとにセッ●スをしていなければ、医学的に生理がきているのに妊娠している可能性はないので、妊娠で出血している可能性はなくなります。
生理が終わったあとにセッ●スをしている場合には、セッ●スのときに傷がついて出血している可能性もあります。
妊娠するようなことに心当たりがなければ、「排卵期の出血」かどうかのチェックをしてみましょう。
「排卵期の出血」は、妊娠しやすい排卵日あたりに出る出血で、女性ホルモンのはたらきの影響で出血しやすいだけで、だれでもなる出血です。
「排卵期の出血」は病気ではないため、病院の先生も「病気じゃないから様子をみましょう」と話します。
まずは「排卵期の出血」かどうかをチェックしましょう。
「排卵期の出血」は、出血する時期がだいたい決まっています。
前回の生理開始日から10日〜14日前後にいつもの生理より少なめの出血をしている
だいたい前回の生理と次回の生理予定日の真ん中くらいあたりにいつもの生理より少なめの出血をしている
これらの時期に出血しているようなら、「排卵期の出血」の可能性が高いので、4日〜1週間くらいで出血が止まりますから、様子を見ていても大丈夫でしょう。
「排卵期の出血」の特徴は以下のようになっています。
- 生理のときよりは量が少ない
- 血の色は真っ赤な鮮血や茶色、黒っぽいなどさまざま
- おりものとまざっているとドロっとしていることがある
- 生理のときのようにあまり塊がでない
- 4日〜1週間前後で出血は終わる
- 少し生理の時のようなお腹の痛みがある(排卵痛)
あなたの生理後の出血がだいたい上の項目にあてはまるようなら、「排卵期の出血」の可能性が高いので様子をみていましょう。
ただし、出血のほかにも症状が出ている場合は、「排卵期の出血」ではなく、
オマタや子宮に傷がついて出血していたり、
バイ菌が入って感染を起こしていたり、
子宮の病気や膣炎になっている可能性があるので、
病院の婦人科か産婦人科に行って早めに検査をしてもらったがほうがいいです。
病院に行ったほうがいい症状のチェック
- 出血が少量でも2週間以上続いている
- 数日出血して数日おきにまた出血する
- 出血量がだんだん多くなってきた
- お腹が痛い
- おりものが増えてきた
- おりものが生臭いニオイがする
- おりものの色が黄緑や黄色っぽい
- カスっぽいおりものや泡立つおりものが出る
- オマタがかゆい
あてはまる症状がある場合は、
そのままにしておいても治らない場合が多いので、病院の婦人科か産婦人科に行って検査してもらいましょう。
生理後に出血しているときは、「子宮がん」などの子宮の病気を想像する女性が多いですが、子宮の病気以外のことで出血をしていることもよくあります。
生理後に起きるかもしれない出血の原因は以下のようにいっぱいあるのです。
- 膣炎
- びらん(ほとんどが病気ではない)
- 子宮のポリープ
- 子宮頚ガン・子宮体がん
- 排卵期の出血
- 子宮やオマタに傷ができている(セッ●スが原因のことも)
- オマタのヘルペス
- クラミジア(性感染症)
- 子宮筋腫
- 痔
- 卵巣から出ている女性ホルモンのバランスがくずれていて一時的に出血している
生理後に出血するといってもこれだけいろんな理由があると知っていましたか?
生理以外のときに出血する不正出血の原因はこれだけありますから、
出血しているときに診察をしてみないとどこから出血しているのかは病院の先生でもメッセージを読んだだけでは確実な判断はできないです。
生理後の出血が病気だった場合は、そのままにしておいても治りませんし、場合によっては早く治療しないことで、結婚して妊娠を希望するときに妊娠しづらくなってしまうこともあり、あなたの人生が狂ってしまうこともあります。
あなたの大切な体を守るため、未来のあなたの人生を守るためにも、恥ずかしいかもしれませんが勇気を出して病院の婦人科か産婦人科に行きましょう。
まずは、婦人科か産婦人科に電話をかけて名乗らなくていいですから、症状を話して
「すぐに病院に行った方がいいか」
と聞いてみましょう。
生理後に出血してて茶色いのが続いてるときは病気?
生理後に出血があって茶色いのが続いていると、病気ではないかと心配になりますが、これも病気ではないこともあります。
茶色い血が出ているのは、病気だから茶色いわけではなく、子宮かオマタで出血した血が、時間が経ってから体の外に出てきているので茶色くなっているだけです。
子宮がんだと茶色い血が出るとかそういうわけではないです。
病気ではない「排卵期の出血」で茶色い出血になることもありますし、体が弱っていて女性ホルモンを出している卵巣が弱っているときも、病気ではなく一時的に茶色い出血が続くことがあります。
こういった病気ではないときは、貧血症状がなければ様子をみるだけにするか、2週間以上出血するときは女性ホルモンのお薬を使って血を止めることもあります。
まずは、病気ではない「排卵期の出血」かどうかを、すでにお伝えした上のほうにある「排卵期の出血」のチェックで確認して、病気の時に出やすい症状のチェックも、上のチェック項目で確認して、あてはまることがなければ、1週間くらいは出血が止まるかどうか様子をみていてもいいです。
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貧血っぽい症状でフラフラしたり、めまいがひどくなるようなら、貧血のお薬をもらったほうがいいので、内科でももらえますから、内科か婦人科、産婦人科に相談してお薬をもらってください。
とはいえ、1週間様子を見る前に、出血が続くのが気になるなら、自分の判断で早めに婦人科か産婦人科に行ってみましょう。
茶色い出血が続く原因も子宮の病気とはかぎらず、すでに上で紹介したようにいろんな出血の原因が考えられるため、検査してみないことには、どれが原因で出血しているかはわかりません。
1週間くらい様子を見て、生理後の茶色い出血が止まらないようなら、病気の場合は早く治療したほうがいいので早めに病院の婦人科か産婦人科に行って検査してみてください。
生理後の出血が続いて腹痛もあるときは病気?
生理後の出血が続いてるときは、病気ではなく「排卵期の出血」のこともあることはすでにお伝えしたとおりです。
生理後の出血が続いているときに、腹痛があるのも「排卵期の出血」のときに出る症状なので、ほかの病気との区別がよくわらなくなりますが、
「排卵期の出血」のときの腹痛は、生理痛よりは軽い感じでチクチクする感じがあるか、もしくは一時的にギューっと鳴る感じがあります。
ただ、あまり長引かないことがほとんどで1日前後で腹痛が出たり、ときどき痛みが出る程度で軽いです。
生理後の出血が続いていて腹痛もあるときに、こういった軽めの腹痛なら「排卵期の出血」の腹痛の可能性もあるので少し様子を見ていてもいいですが、
- だんだん腹痛がひどくなっておかしい腹痛のような気がする
- 腹痛が治らないし、熱っぽくなってきた
- 熱が出てきた
こういった腹痛になっているようなら、
子宮か骨盤の中にバイ菌が入り感染で炎症を起こしている可能性が高いので救急外来でもいいですから早く病院に行ってください。
感染を起こしているときは早めに治療をしないと、感染して炎症を起こしている部分が癒着をお越し、将来、赤ちゃんがほしいと妊娠を希望しているときに妊娠しづらくなってしまうこともあります。
そうなったら悲しいですよね。
そうならないためにも早めに婦人科か産婦人科に行きましょう。
まとめ
生理が終わったはずなのに、生理後に出血があるとびっくりしていまいますが、
落ち着いて「排卵期の出血」かどうかをまずチェックして、あてはまればそんなに心配はいりません。
生理後に出血が病気かどうかは、病院で検査をしないとわかりませんから、心配な場合は事前に病院の婦人科か産婦人科にに電話して検査しに行ってみてください。
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