乳がん検診で超音波の検査をしたらのう胞や乳腺のう胞と言われたけど、どういうこと?

 

 

「のう胞」や「乳腺のう胞」と言われたらどうしたらいいのでしょうか?

 

 

ピルをのんでいる女性はとくに「のう胞」や「乳腺のう胞」には注意が必要だと知っていましたか?

 

乳がんの専門医の先生の話をまとめました。

スポンサードリンク

 

 

乳がん検診の超音波検査でのう胞や乳腺のう胞の結果はどういう意味?

 

 

乳がん検診の超音波の検査の結果では、「のう胞」や「乳腺のう胞」と言われることがあります。

 

マンモグラフィの検査の場合は、のう胞とがんの区別をつけるのが難しいのですが、
超音波の検査だとのう胞の変化をとらえやすいので超音波の検査結果で「のう胞」や「乳腺のう胞」と出ることが多いです。

 

 

「のう胞」や「乳腺のう胞」と言われたら、あなたの胸がどういう状態なのかというと、

 

 

よく聞く名前では「乳腺症」の状態なので、先生によっては「乳腺症だね」と話すこともあります。

 

 

胸にあるしこりの部分が「のう胞」という良性の腫瘍の状態になっていることをいい、

 

良性の腫瘍といっても「乳がん」の状態ではないです。

 

 

しこりの部分が「のう胞」になっているのは、中に液がたまって袋のように大きくなっている状態です。

 

 

 

では、乳がん検診で「のう胞」や「乳腺のう胞」と言われた後の検査はどうしたらいいのでしょうか?

 

 

その前に、ピルをのんでいる女性は注意が必要です。

 

 

 あなたはピルをのんでいますか?

 

 

乳がん検診の超音波検査でのう胞や乳腺のう胞の結果が出たらピルにも注意!

 

 

ピルを飲んでいて、乳がん検診の結果でのう胞や乳腺のう胞と言われたときは、

 

ピルを飲むのを続けるか担当の産婦人科や婦人科の先生に相談しましょう。

 

 

 

ピルは、乳がん、子宮がんなどを悪化させるリスクが高いため、

 

乳がんや子宮がある女性の場合はピルを中止する対象になっています。

 

 

「のう胞」や「乳腺のう胞」の結果では、乳がんではないですが、

 

ピルをのんでいることで乳がんに悪化してしまうリスクを高めてしまうため、

 

子宮内膜症や子宮筋腫、生理痛、生理不順などの治療でピルをのんでいる場合でも、

 

ピルをこの先も飲むべきか主治医の先生に必ず相談してください。

 

 

乳がんの検査をする病院の先生にも

 

「ピルをのんでいるんですけど、続けていて大丈夫でしょうか?」と確認したほうがいいです。

 

 

 

 では、乳がん検診で「のう胞」や「乳腺のう胞」と言われた後の検査はどうしたらいいのでしょうか?

 

スポンサードリンク

 

 

 

乳がん検診でのう胞や乳腺のう胞と言われたあとの検査はどうするの?

 

 

「のう胞」や「乳腺のう胞」は、良性の腫瘍で乳がんの状態ではなく、消えてしまうことがほとんどですが、

 

あとで悪性に変化したり、ほかの部位に乳がんができてしまうこともあるため、

 

 

「のう胞」や「乳腺のう胞」の結果がでたときは、
乳腺専門の病院で定期的に検査をして様子を見ていったほうがいいです。

 

 

乳がん検診として検査を受けるのではなく、すでに「のう胞」や「乳腺のう胞」と言われているので保険がききますから、
乳腺外来などの専門外来の病院でマンモグラフィと超音波(エコー)の検査の両方を受けながら定期的に検査をしてもらいましょう。

 

 

検査をどれくらいの間隔で受けた方がいいのかは、病院の先生の判断によって変わってきますので、

 

 

先生に「どれくらいの間隔で検査を受けてきたらいいですか?」と確認しましょう。

 

 

間隔があいたとしても、1年に1回は検査を受けた方がいいです。

 

 

ただし、1か月に1回は自分でも胸のチェックをしてみて、

 

「あれ?おかしいな?」というしこりや胸の見た目の変化があったときは、
次の検査まで待たずにすぐに病院に行って乳がんの検査をしてもらってください。

 

乳がんでよく出る症状のチェックポイントについては、

 

胸にしこりがあって痛い、大きいのは乳がん?のページを読んで胸のチェックをしてみてください。

 

 

まとめ

 

 

乳がん検診の結果で、「のう胞」や「乳腺のう胞」という結果で、先生から説明がないと心配になってしまいますが、どういうことかわかって、今後の対策もとりやすいですよね。

 

定期的に検査を受けて、自分でも胸のチェックをして大切な胸を守っていきましょう。

 

 

スポンサードリンク