生理の時期じゃないのに不正出血があると、「病気かも」と心配になりますよね。

 

出血する前に風邪薬をのんでいたら生理じゃなくても不正出血がでることはあるのでしょうか?

 

 

 

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風邪薬を服用したら生理じゃないのに不正出血することはあるの?

 

 

風邪薬を飲んだあとに、生理じゃないのに不正出血するときは、

 

薬の副作用で不正出血が出ていることもありますが、薬の副作用以外で出血していることもあります。

 

風邪薬を飲んだあとの不正出血があるときに考えられることは?

 

 

のんだ風邪薬によっては、不正出血のような「月経異常」の副作用があるお薬の影響で不正出血をしている

 

風邪をひいているときは体が弱っているので、生理の出血と関係する女性ホルモンのはたらきも弱ってしまい、病気じゃないけど、生理の予定じゃないときに少量の不正出血をするときがある

 

 

生理と生理の真ん中くらいに、病気じゃなく、だれでも起きる排卵期の出血が、たまたま風邪薬を飲んだあとに出血している

 

風邪薬と関係なく、オマタや子宮に傷がついてしまい、たまたま風邪薬を飲んだあとに出血している

 

風邪薬と関係なく、膣炎や子宮の病気、血液の病気があって、風邪薬を飲んだあとに出血している

 

 

風邪薬を飲んだあとに生理じゃない不正出血が起きたといっても、
不正出血の原因として考えられることは以上のようにいくつものパターンがあります。

 

 

産婦人科や婦人科の先生が、
風邪薬にかぎらず、よくある不正出血のパターンだと話すのは、

 

 

風邪をひいたりして体が弱っているときは、
生理の出血と関係する女性ホルモンのはたらきも弱ってしまい、病気じゃないけど、生理の予定じゃないときに少量の不正出血をするときがある

 

というものです。

 

 

女性の体はとてもデリケートで、風邪ぐらいでも体が弱ると、
女性ホルモンを出している卵巣が弱ってしまい、

 

女性ホルモンのはたらきも弱って不正出血をすることはだれでもあります。

 

 

病気じゃない不正出血では、出血があるといっても

 

  • 出血量は少量でナプキンもあまり使わなくていいくらい
  • 出血はしているけど、オマタやお腹の痛みなどほかの症状はない
  • 出血が1週間前後で終わり、出血量もいきなり増えなかった

 

 

といったような不正出血なら、

 

一時的に体が弱って出血しているだけのことが多いので、そのまま様子を見ていても大丈夫です。

 

 

不正出血が、子宮の病気や膣炎のせいかどうかは、出血しているときに病院で検査をしてみないと病気かどうかの判断はできませんので、

 

不正出血が病気かどうかを知りたいときは、自分で産婦人科や婦人科に行って検査してもらってください。

 

 

 

 

不正出血をしているのが、前回の生理開始日から10日ー14日前後、もしくは生理と生理の真ん中くらいの時期に出血しているようなら、

 

だれにでもある病気じゃない「排卵期の出血」の可能性もあります。

 

 

あなたの不正出血は、生理と生理の真ん中くらいの日ですか?

 

 

「排卵期の出血」っぽい場合は、様子を見ていれば1週間前後で止まりますので、病院でもなにもしません。

 

 

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「排卵期の出血」について詳しくお伝えする前に、

 

 

生理じゃない不正出血が起きやすい風邪薬ってどんなのがあるのでしょうか?

 

 

 

生理じゃないのに不正出血が起きる風邪薬って?

 

 

風邪薬といっても、たくさんの種類があり、入っている成分も違いますので全部の風邪薬が不正出血を起こしやすいわけではありません。

 

 

 

不正出血が起きる風邪薬では、副作用の説明の中に、

 

「月経異常」といって、不正出血や生理不順の副作用があると書いてあり、
風邪薬をのんだあとに、生理の予定じゃないのに不正出血が起きやすいお薬があります。

 

 

あなたが使ったお薬の説明書の副作用のところに「月経異常」と書いてあるか確認しましょう。

 

 

「月経異常」の副作用がある風邪薬に使われる成分で代表的なのは、

 

抗アレルギー薬の成分である「ヒスタミン」のお薬です。

 

 

ヒスタミンの成分は、アレルギーの症状のときにも出されるお薬で、花粉症のときにもヒスタミンの成分があるお薬を使うことが多いです。

 

 

ヒスタミンの成分については、薬の管理をしている厚生労働省でも、

 

「月経異常」の副作用があると公表しています。

 

 

あなたがのんでいるお薬がヒスタミンのお薬なら、あなたの不正出血が薬の副作用の可能性もあります。

 

 

お薬の副作用が心配なときは、お薬の専門家である薬剤師さんに副作用を確認できますので、

 

お薬をもらった薬局に電話するか直接行って、
処方してもらった風邪薬の副作用につい薬剤師さんに説明してもらってください。

 

 

ドラッグストアで買った風邪薬でも、買った薬局の薬剤師さんに電話か直接確認するといいです。

 

 

 

ただ、風邪薬の副作用で不正出血がでているとしても、一時的に体が弱って出血しているから副作用が出やすくなっているということもあるので、

 

 

少量の不正出血くらいで、ほかの副作用の症状がでていない場合は1週間くらい様子を見てみる

 

 

というのも1つの方法です。

 

 

途中で出血量が増えたり、出血以外に腹痛などのほかの症状も強くではじめたときは、
薬の副作用が強く出ているか、病気の可能性もあるので早めに病院で検査してもらいましょう。

 

 

 

このほかに、風邪薬の副作用で生理じゃない不正出血をしているときは、

 

 

だれにでもあって病気ではない「排卵期の出血」をしているだけのこともあります。

 

 

風邪薬を飲んだあとの生理じゃない不正出血は排卵期出血かも

 

 

 

生理と生理の真ん中ぐらい、もしくは生理開始日から14日前後の日は、

 

 

排卵日と言って妊娠しやすい日で、

 

 

排卵の日あたりに出血することを「排卵期の出血」といいます。

 

 

 

病気ではなく、排卵をする前後は、卵巣から出ている女性ホルモンの量が変動するため、

 

病気じゃないのに出血することがだれでもなあるので、

 

お医者さんも

「病気じゃないから様子をみましょう」

と言うことがほとんどです。

 

 

排卵は、

 

↓のイラストだと、
左側の卵巣から卵子が飛び出て、緑の色のラインで子宮の近くまでいく状態のことです。

 

 

 

排卵のころに男性とセッ●スすると上のイラストのように精子が子宮に入ってくるので妊娠しやすいです。

 

 

排卵期の出血の特徴は以下のようになります。

 

  • 生理のときよりは量が少量
  • 血の色は真っ赤な鮮血や茶色などさまざま
  • おりものとまざっているとドロっとしていることがある
  • 生理のときのようにあまり塊がでない
  • 4日前後で出血は終わる
  • 少し生理の時のようなお腹の痛みがある(排卵痛)

 

 

あなたの不正出血が、上の項目にだいたいあてはまるようなら
排卵期の出血の可能性が高いので、

 

出血が4日前後ー1週間前後で終わるかどうか様子をみていましょう。

 

 

「排卵期の出血」は、風邪薬を飲んだのと関係なく起きるものなので、
「排卵期の出血」が起きやすい女性だと、今回の出血だけなくてこれからさきも「排卵期の出血」が何回も起きることもあります。

 

 

翌月も、生理と生理の真ん中くらいの時期に不正出血があれば、それも「排卵期の出血」になるでしょうから、様子をみているだけで大丈夫です。

 

 

病気で出血しているときは、1週間前後で出血が止まるのではなく、

 

 

  • 2週間以上不正出血が少量でも続く
  • 少量の不正出血が数日続いて止まり、また数日続いて止まるのを繰り返している
  • 出血の量が増えたりお腹が痛くなったりする

 

 

といった症状になっていきますので、あてはまることがあれば、病院の産婦人科や婦人科で検査してもらったほうがいいです。

 

検査で病気がなければ安心できますよね。

 

 

 

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