床暖房を希望しているけど、電気式の電気代とガス式のガス代だとどっちが高いのでしょうか?
初期費用は?メンテナンスはどちらのほうが楽なのでしょうか?
ペットがいるとき、祖父母がいて家族が多いときどっちのほうが向いている?
我が家での床暖房の使用感もお伝えします。
床暖房の電気式の電気代は高い?初期費用は?メンテナンスは楽?
床暖房の電気代は、寒い雪国で使うのか、あまり雪が降らない地域に使うのかによっても使っている時間が違うので、電気代も変わってきますので、一般的な1か月の電気代は以下のようになります。
床暖房の1か月あたりの電気代の目安
8畳 | 約6,100円 |
---|---|
10畳 | 約7,300円 |
12畳 | 約8,500円 |
16畳 | 約11,500円 |
ちなみに我が家は関東の雪が降らない地域で、床暖房は電気式で、リビング、キッチン、お風呂の脱衣室の3か所に分かれていて、
朝にリビングとキッチン、夜にリビングとキッチンとお風呂の脱衣室の3か所をつけていると、1か月に1万円くらい電気代が上がります。
電気代は高くなりますが、足元があたたかく、エアコンより空気が乾燥しないので過ごしやすいです。
床暖房のほかにファンヒーターが1台あれば、エアコンを使わなくてもリビングはあたたかいです。
床暖房の電気式は、ガス式よりあたたまるのが遅く30分くらいかかります。
初期費用(イニシャルコスト)は?
電気式の場合、厚さ1ミリ以下で床下地と床上げ材に挟むだけの施工で済むため、ガス式より電気式のほうが設置が簡単なのでその分安いです。
電気式の最安値品だとガス式の初期費用の半額くらいで済むこともありますので、初期費用をおさえたいときは電気式のほうがいいです。
メンテナンスは楽?
電気式は施工さえしっかりしていれば、メンテナンスはほとんどかかりません。
コントローラーが老朽化すると交換が必要ですが、我が家は床暖房の家に18年住んでいても、コントローラーが壊れたこともないですし、床暖房のトラブルもまったく起きていないので、メンテナンスにほぼなにもかからないのは電気式の床暖房でしょう。
床暖房のガス式のガス代は?メリットは?
これも、寒い雪国地域で使うのか、雪が降らない地域で使うのかによって使用時間が違うのと、都市ガスかプロパンガスかによっても1か月あたりのガス代が変わるので、都市ガスの一般的な床暖房のガス代は以下の通りです。
8畳 4,200円 (電気代は6,100円)
同じ広さで比較すると、1か月あたりのガス代のほうが安いです。
つまり、床暖房の維持費(ランニングコスト)を電気式とガス式で比較した場合は、ガスの温水式のほうが安く済みます。
ただし、プロパンガスの場合は都市ガスより1か月のガス代が高くなるので施工会社に問い合わせて比較したほうがいいです。
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ガスの温水式のほうが早くあたたまります。
初期費用(イニシャルコスト)は?
床暖房のガスの温水の場合は、電気式よりも設置するのが大変で費用もかかります。
床下に管・パネルを設置して、熱源となる温水器・ボイラーなどを配管する必要があり、電気式より手間がかかるのです。
また、 段差を解消するために余計に費用もかかるので、電気式と迷っている場合は、予算も考えて見積もりをとったほうがいいでしょう。
メンテナンス費用は?
電気式はほとんどメンテナンスが不要ですが、ガスの温水式の場合は、熱源の温水器やボイラーなどのメンテナンスが、10万円単位でかかります。
以前よりは改善されてきていますが、温水を使うとどうしても配管の水漏れが起きやすいため老朽化するとメンテナンスが必要となります。
見積もりをとるときに、
までしっかり確認して、1か月のガス代と合わせて電気式とどちらがいいか比較したほうがいいでしょう。
ペットがいる・家族が多く祖父母もいるときの床暖房は電気とガスのどちらがいい?
ペットがいる場合
床暖房はどの床暖房のタイプでも、床暖房を設置している場所は、座布団・クッションなどは熱こもりが起きて、ずっとその場所にいると低温やけどをする危険性があります。
とくに電気式のほうが熱こもりが起きやすいので、ペットがいる場合はペットの低温やけどの予防のためには、ガス式のほうがいいでしょう。
家族が多く祖父母がいる場合
家族が多いと、広い面積に床暖房を使うことが多いので、広い面積に湯館暖房を設置するするなら、ガス式床暖房がいいです。
使用する広さと頻度が多ければ、初期費用が高くても、維持費が安く済むので、10〜20年位です元が取れる場合が多いです。
ただ、初期費用をおさえたいときは、電気式のほうが最安値品だとガスの温水式の半額くらいになるので、電気式の方がいいでしょう。
見積もりをとるときは、電気式と一緒に同じ広さの条件で見積もりをとるといいでしょう。
床暖房の電気式は毎月の電気代はかかりますが、
- 電気の料金のプランを見直す
- 部屋があたたまったらオフにしてエアコンを稼働させる
- カーテンなどで窓の断熱をする
といった工夫をすれば、電気代をおさえることはできます。
まとめ
いかがでしたか?
床暖房は電気代とガス代をただ比較するだけではなく、
初期費用の予算や維持費、どんな家族がいるのか?によっても選び方が変わります。
自分のプランや予算を整理してから、見積もりをとって決めていきましょう。
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